株式会社パークリンクス 日高祐一｜“稼働率と単価を両立する”駐車場運営

代表プロフィール

氏名	日高 祐一（ひだか ゆういち）
役職	株式会社パークリンクス 代表取締役社長
生年月日	1968年6月9日
出身地	福岡県久留米市
略歴	1991年：総合不動産デベロッパーに入社。商業施設の駐車場計画・運営を担当 2001年：決済／センサー系ベンダーへ転じ、無人精算機・満空管理システムの導入を統括 2006年：駐車場運営会社にて事業開発マネジャー。予約連携や料金設計の標準化を推進 2009年：株式会社パークリンクスを設立、代表取締役就任。時間貸し・月極の運営受託を開始

インタビュー

Q：パークリンクスは、かんたんに言うとどんな会社ですか？

日高 祐一： 空いている土地や駐車スペースを、安全に・むだなく使えるよう整える会社です。料金設定、機器の設置、清掃や点検、トラブル対応までまるごと運営します。オーナーさまには収益レポートを、利用者の方にはわかりやすい料金と使い方をお約束しています。

Q：利用者にとっての“ラクさ”はどこにありますか？

日高 祐一： 入口の案内を大きなピクト表示にして、満空表示・料金の合計見込みをはっきり見せます。支払いは現金／QR／交通系ICに対応、カメラ（ANPR：自動ナンバー読取）で入出庫を記録するので駐車券の紛失がない。予約枠も用意しており、「行ってみたら満車」を減らします。

Q：近隣トラブルや安全面はどう配慮していますか？

日高 祐一： 夜間の照度設計とカメラの死角対策を最初に行い、騒音が出やすい機器は設置場所を調整します。違法駐車・長時間放置は遠隔監視で早期対応。ゴミは定期巡回で回収し、草刈り・除雪も当社で実施します。ご近所の方には開業前に案内チラシを配り、窓口も明示します。小さな声も拾うことが、長続きの秘訣だと思っています。

Q：オーナー側のメリットは？収益はどう伸ばしますか？テキスト質問テキスト

日高 祐一： 時間帯・曜日・イベントで料金を調整するダイナミックプライシングを使います。満車なのに安すぎる／ガラガラなのに高すぎる、を避けるためです。さらに周辺の駐車需要（病院・商業施設・学校行事）をカレンダー化し、予約枠と時間貸しのバランスを調整。毎月のレポートで稼働率・客単価・苦情件数を共有し、改善を続けます。

Q：EV充電や高齢者への配慮など、これからの取り組みは？

日高 祐一： EV充電器の導入は、基本料金＋従量が分かるシンプル表示で進めます。混雑時は充電の予約を使って待ち時間を減らす。高齢者やベビーカーの方に向けては、広めの区画・段差解消・明るい導線を標準に。イベント時は臨時誘導員を配置し、出庫の波をずらす運用をします。派手さはありませんが、安心して使える当たり前を丁寧に増やしていきたいです。

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