社長

株式会社RoadSpace 笠原佑真|車中泊・荷室拡張を15分で実現?

fuQMbdksBaiEF

代表プロフィール

氏名笠原 佑真(かさはら ゆうま)
役職株式会社RoadSpace 代表取締役社長
生年月日1983年8月17日
出身地神奈川県相模原市
略歴2007年:国内自動車用品メーカーに入社し、車内収納・ラックの商品企画を担当
2012年:欧州系カーアクセサリーの日本市場導入プロジェクト責任者に就任
2016年:独立し、車中泊/荷室拡張キットのD2Cブランドを創業
2021年:株式会社RoadSpaceを設立し、卸・OEM・ECを統合した事業体制を構築

インタビュー

Q:“カー用品”に注目した原点はどこにありますか。

笠原佑真:前職で車内収納の企画を担当した際、“未活用の容積”が大量にあると痛感しました。天井・シート下・ラゲッジの“デッドスペース”をモジュール化して使い切れれば、通勤・レジャー・業務の生産性が上がる。そこで2016年にD2Cで検証し、2021年にRoadSpaceとして卸・OEM・ECを統合して一気にスケールしました。

Q:量販店でも収納グッズは豊富ですが、RoadSpaceの強みは?

笠原佑真:“車種横断の規格化”主要車種の寸法データをもとに、レール・ラック・ベースボードを共通規格化。買い替え時も使い回せます。

荷重×安全設計”業務用途に耐える動的荷重テストと、急制動時の飛散防止設計を標準化。

用途別キット”車中泊、釣り、現場作業、配送などシナリオ別に“そのまま使える”構成で提供します。

Q:ユーザー体験で重視している点は?

笠原佑真工具レス&15分ルールです。初期組み立てが15分を超えると満足度が落ちる。そこでクイックロック機構やワンタッチ電源ユニットを自社開発。さらにアプリで車種・用途・積載物を入力すると、最適レイアウトと必要パーツが自動生成され、返品率設置ミスの低減にもつながっています。

Q:価格と環境配慮は両立できますか?

笠原佑真:耐久と再利用性で両立します。摩耗部は交換式カートリッジ、板材は再生アルミ+FSC認証合板を採用。下取り・再整備の循環スキームでB2B顧客の総保有コスト(TCO)を下げています。長く使えることが最大のエコであり、お客様のコスト最適化でもあります。

Q:今後の展望を教えてください。

笠原佑真:車内を“固定の箱”から可変する空間へ。電源・照明・収納・通信をモジュールOSとして提供し、車中泊・移動オフィス・現場作業をワンタップで切替可能にします。OEMでは車両設計段階から内装メーカーと連携し、空間拡張を前提にした内装規格を共創したい。RoadSpaceは“移動する日常”の標準装備をつくっていきます。

会社概要

会社名株式会社RoadSpace
設立2021年9月
従業員数56名
事業内容カー用品(車内収納・モジュールラック・車中泊キット・積載拡張・モバイル電源周辺)の企画・製造・販売
主要取引先B2B卸・OEM提供/直営EC・実店舗運営 主要取引先 自動車ディーラー、カー用品量販店、アウトドア専門店、物流・建設事業者、キャンピングカービルダー
ABOUT ME
記事URLをコピーしました