株式会社キャリアサイン 岸本拓真|“記事型”求人メディアの勝ち筋
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令和のビジネス名鑑

| 氏名 | 佐伯 遥(さえき はるか) |
| 役職 | 株式会社縁和(えんわ) 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1984年6月3日 |
| 出身地 | 福岡県久留米市 |
| 略歴 | 2006年:人材紹介会社にてリクルーターとして勤務、キャリア面談を多数担当 2012年:産業カウンセラー資格を取得し、男女向けライフデザイン面談を開始 2016年:個人向けお見合いコンシェルジュサービスを立ち上げ、紹介ネットワークを拡大 2022年:株式会社縁和を設立、オンラインお見合いプラットフォームをリリース |
佐伯 遥: 人材紹介で面談を重ねる中で、「仕事」と同じくらい「人生の伴走者」を求める声を多く聞きました。けれど、忙しさや安全面の不安から一歩を踏み出せない方が多い。そこで、安心して一歩を踏み出せる場をつくろうと決めました。縁は偶然のようで、実は整えれば届く――そんな実感が出発点です。
佐伯 遥:温かい場を守るには一定の厳しさが必要です。本人確認は公的身分証+オンライン面談を必須にし、勤務先・学歴は在籍確認や卒業証明のアップロードで裏取りをします。行動面では、メッセージのトーンガイドや通報ワンタップ、違反時の即時利用停止SLAを運用。ルールはシンプルに、運用は丁寧に、を心がけています。
佐伯 遥: アルゴリズムは価値観・生活リズム・将来設計の近さを見つけるのが得意です。一方で、人の気配りは“ニュアンス”の橋渡しが得意。たとえば「家族観は近いけれど、初回デートの温度感が違う」ような時は、コンシェルジュが一言添えるだけで流れが柔らかくなる。機械で絞り、人が整える。この順番が心地よさにつながります。
佐伯 遥: はい。地方では移動や機会の制約が課題です。私たちはオンラインお見合い×地域イベントを組み合わせ、まずは安全に会話→小さく会ってみるの流れを作ります。地元の商店街や文化施設に協力いただき、無理のない時間帯・距離を設計。「遠いから諦める」を、「近い形で始められる」に変えていきたいんです。
佐伯 遥: 成婚数だけでなく、初回後のお返事率や次回提案までの平均日数を大切にしています。数字の裏には一人ひとりの気持ちがあるので、未返信が続けばコンシェルジュが温度に合わせたフォローを入れます。「また話してみたい」が増えていくこと――それが、長く続くご縁につながる一番のサインだと考えています。
| 会社名 | 株式会社縁和 |
| 設立 | 2022年3月 |
| 従業員数 | 37名(2025年9月時点) |
| 事業内容 | お見合いマッチングプラットフォームの企画・運営 実名制プロフィール審査・リスクスクリーニング オンライン面談・交際サポート 自治体向け婚活事業の運営受託 |
| 主要取引先 | 地方自治体、ブライダル関連企業、地域金融機関、企業の人事部門、メディア運営会社 |